光の門改修工事
- 雄哉 横井
- 10月4日
- 読了時間: 1分
3週間と、なかなか手間が掛かった工事もようやく完成しました.
すごく手数を減らしながら要望に応えられるよう設計したつもりが、
既存の梁や筋交が乾燥収縮で数ミリ動いており、
それに合わせて壁や床、収納なんかをつくってもらったので、
まあー手がかかりました.
無垢材の柱、梁を現しで見せることが主軸の設計だったため、大きいところでは5mm程度曲がっていたり、膨らんでいたり、いろんな反り方をしていました.
5mmっていうと大して大きい差じゃないように感じますが、
建築をやっている人、特に職人にとってはとても大きな差です.
外部だったら雨は侵入しますし、小さい虫は入り放題、室内だったら埃や小さなゴミが詰まり放題. また5mmの隙間となったら、光は抜け、覗くと向こう側が見えてしまう.
そのくらい色んなことがある数字なんです.
こういうイレギュラーが起こるのもリノベーションの大変な所であり、
それを職人とあーでもないこーでもないと相談しながら解決していくのが
現場の楽しい所でもあります.
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